リコーダーの楽園での滞在を終えて
6月10日の小池耕平~リコーダーの楽園~のライブより早1ヶ月が経とうとしています。 なかなか「リコーダーの楽園」から戻ってこられませんでした。なんというか・・不思議な世界で、何日も余韻に浸っていました。 その澄んだ音色に緊張感を感じながら、演奏は始まりました。本当は途中途中の小池氏のお話も聞きたかったのですが、厨房を仕切る身としてはそうはいかず、会場から時折聞こえてくる笑い声でその雰囲気を感じ取るぐらいで、そこはちょっと残念だったのですが・・・。
前半はリコーダーの澄んだ音色に酔いしれ、小池氏の技巧に目を奪われ、またその独特な語り口に和みました。後半の石井眞木氏のBlack Intentionでは尺八を思わせる音色で、まったく異なる世界に彷徨わせてくれました。まさかの「二刀流」奏法を見た時には、一体どんな楽譜だろうと興味津々でした。それからいよいよ銅鑼の登場。
今回は小池氏のライブを楽しみにされていた方が非常に多く、RH初の昼夜2回公演になりました。(もともと福岡出身の小池氏。会場はちょっとした同窓会のような雰囲気になっていましたね。私自身も懐かしい方々にお会いできて嬉しかったです。)今回残念ながらお越しになれなかった方々、また今回リコーダーの魅力に取りつかれた皆さんに朗報です。11月18日(土)にまたここでライブを開催してくださいます。詳細はまた後日ご案内いたします。
今回、ご来場いただきました皆さま、有難うございました。
《演奏曲目》
1 van Eyck: 前奏曲、ファンタジアとエコー
2 Telemann :ファンタジア 第5番ハ長調
3 van Eyck : 涙のパヴァーヌ
4 エスタンピー:「イザッベラ」
5 van Eyck: 戦争
6 Bruggen: 5つの練習曲
7 van Eyck: マリア賛歌
8 石井眞木 :Black Intention
9 van Eyck: 今晩何をしましょうか