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尊い生命力
昨夜は泊まり込みでタイゾーのそばで過ごしました。連日の心労と昨日の私たちの激動の一日の疲れが出て、夜10時頃にはウトウトしてしまいましたが、深夜2時過ぎには目が覚め、それからまた眠れぬ夜となりました。ポータブルTVを点け、何となくニュースに耳を傾けていたら、ゲホゲホと吐く音が。それまでずっとしーんとしていたので、タイゾーが息をしているのかどうかもわからなかったのですが、タイゾーが嘔吐したことで、まだちゃんと生きていることを確認。置いていたお水を飲みたそうにするのだけど、もはや水も飲めない。お水を手ですくってあげてももうダメなのです。それでも、ちょっと移動してじっとしている。
辛い光景だけど、ちゃんと最後まで君の姿を目に焼き付けておくからね。だって昨日はもう会えないと思っていたのに、こんな体になってしまってまで、帰ってきてくれたんだもん。
あんなにおしゃべりな子だったのに、もう何にも言ってくれないけれど、私の声はちゃんと聞こえていて、しっぽで応えてくれました。
またしばらくして、カタツムリのおうちに戻って行って横になって休んだので、私ももう少し休んでなきゃ。でももう空が白み始めました。夫が来たら、一旦交代。
タイゾーとは“犬猿の仲”だったミルキーも心配そう。最近は少し仲良くなれそうだったのにね。二人とも元気にケンカしてたときが懐かしい・・・。もう少し長くそういう光景が見られたらな・・・。